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アメリカ先住民

アメリカというと今のアメリカ合衆国を思い浮かべるかもしれませんが、アメリカ合衆国が国家として承認されたのは1783年のパリ条約、1775年に始まったレキシントンの戦い(独立戦争)から独立宣言をした年で1776年。イギリスの最初の植民地、バージニアのジェームズタウン建設で1607年と、実は人類の歴史からすると相当最近です。

 

しかしアメリカ大陸には、それよりずっと以前から先住民が住んでいます。モンゴロイド(アジアの人達)の一部がアジアから移動してきた人たちです。

 

では、それはいつ頃なのでしょうか。

 

1925年前はせいぜい3千~4千年前と考えられていました。しかし、フォルサム尖頭器の発見で、1万年以上前の氷河期に移動したということが分かりました。

その後、1930年代にはクローヴィス尖頭器発見され、1万2千年も前にマンモスなどの大動物狩猟民族の存在が明らかになりました。

 

最後の氷河期の氷河が後退し、大型動物が絶滅するにつれフォルサム文化は衰退し、その後新たな文化が興ります。

・太平原地方には中小動物の狩猟を中心とするプラーノ文化

・北西部太平洋岸とコロンビア川流域に漁撈を中心とするオールドコルディエラ文化

・西部の砂漠地域にデザート文化

・メキシコ中央高原では、カボチャやトウモロコシの農耕が始まり、周辺地位に影響を与える

 

さらにその後、

・南西部にコーチーズ文化

・五大湖地方に銅器文化

・北西部に赤鉄鋼文化

などが興りました。

 

独自の文化をつくったアリュートとエスキモー(イヌイット)は、アジアから最後に移動した民族とされていますが、4千年前にベーリング海から北極海と亜北極地方へと拡散したと推定されています。

 

先住民インディアン

 

アパラチア山脈の北東部からミシシッピ川までの地域に居住し古墳文化を築いていた。